霧と有毒ガスに閉ざされた病院で発生する不可能犯罪

研修医の春田は実習のため北海道へ行くことになり、過疎地医療協力で派遣される城崎と、温泉湖の近くにある山奥の病院へと向かう。
ところが二人が辿り着いた直後、病院一帯は濃霧に覆われて誰も出入りができない状況になってしまう。

そんな中、院内で病院スタッフが変死体となって発見される。
さらに翌朝に発生した大地震の影響で、病院の周囲には硫化水素ガスが流れ込んでしまう。
そして、霧とガスにより孤立した病院で不可能犯罪が発生して──。

過疎地医療の現実と、災害下で患者を守り共に生き抜こうとする医療従事者たちの極限を描いた本格ミステリ。
2025年本屋大賞ノミネートの『禁忌の子』に連なる、シリーズ第2弾。

東京創元社
1,980円(税込)
2025年8月29日発売
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P352 四六判
ISBN 9784488029326